北の縄文文化を世界遺産へ!

国宝「中空土偶」は
3500年の時を越えて
私たちに何を語りかけているのでしょうか?

自然と共生しながら1万年以上続いた縄文文化は、日本人の価値観や自然観の形成にも深く関わっていると考えられています。

縄文文化の注目すべき特色、それは、

  • 自然に対して畏敬の念を持って、その恵みに感謝し、“ 獲りすぎない” 精神を保ち続けたこと
  • 農耕ではなく狩猟採集で糧を得ながら定住生活を行った世界でも稀な文化であること
  • 特に北海道では、縄文の精神がアイヌ文化まで受け継がれたこと

などです。

人間と自然の関わりが問い直されている現代、私たちは、こうした高い精神性を持った縄文文化を人類共通の貴重な財産として、しっかりと未来に伝えていかなければならないと考えます。

 

世界遺産を目指す北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群北海道には、国宝「中空土偶」をはじめとする価値の高い縄文文化遺産が数多くあります。現在、北海道と北東北3県の18ヶ所の縄文遺跡は、「北海道・北東北を中心とする縄文遺跡群」として、日本政府がユネスコ世界遺産センターに提出した暫定一覧表に記載されており、道などの関係自治体では平成27年の世界遺産登録を目指した取組が進められています。

「知床」に次いで、縄文遺跡群の世界遺産への登録を実現することは、道民の大きな誇りになります。

私たちは、より多くの方々に北海道の縄文文化の素晴らしさや魅力を知っていただくとともに、北海道に暮らす私たち一人ひとりが、縄文遺跡群の世界遺産登録に向けて、道民運動の大きなうねりをつくっていこうではありませんか。

「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界遺産への歩み

「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の遺跡所在地となる北海道・青森県・秋田県・岩手県の4道県と12市町が共同で、文化庁に世界遺産登録に向けての提案を行いました。それを受けて、国の文化審議会文化財分科会世界遺産特別委員会の調査・研究が行われ、2008(平成20)年9月に日本の「世界遺産暫定一覧表」に記載することが適当と判断されました。その後、国の世界遺産関係省庁連絡会議の了承を得て、2009(平成21)年1月に、ユネスコ世界遺産センターの暫定一覧表に正式に記載されました。

正式記載後の2009(平成21)年度には、4道県の知事・教育長、12市町の市町長・教育長で構成される登録推進本部、考古学、環境学、文化財学などの専門家による専門家委員会などが設置され、本格的な取組がスタートしました

具体的な取組内容は、

  • 4年間をかけた推薦書の作成
  • 海外の研究者の招へいや海外での説明会の開催などによる国際合意形成の促進
  • 資産の適切な保存管理計画の作成などの条件整備
  • リーフレット作成やフォーラム開催などによる情報発信

などです。

世界遺産登録までの流れ

関連サイト

世界遺産とは

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。

世界遺産は、1972年の第17回ユネスコ総会で採択された世界遺産条約(正式には『世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約』)の中で定義されています。2012年7月現在、世界遺産は962件(文化遺産745件、自然遺産188件、複合遺産29件)、条約締約国は189カ国です。

関連サイト

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